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CT125・ハンターカブが欲しい!

相変わらず、煩悩のかたまりな私。世界の片隅で、誰の為にもならない独り言をつぶやいてみる。

別の記事で何度も触れているけれど、PCX125(JF28)は何だかんだ言っても快適・便利で、不具合もない通勤専用マシン。2013年5月の購入から8年が経っても、日々の往復14キロの通勤で使うだけなら半永久的に使えるんじゃないかと思うほど、なーんの問題もない。荷物は積めるし燃費も良い。エンジンだって絶好調。駆動系のメンテナンスも自力でやって愛着だってある。

でもね、8年も乗ると少し飽きてきたというのが本音のところ。SR400やBonnevilleT100に乗るようになって、8年前にリターンライダーをした時と趣味・趣向も変わってきたのは確か。

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時期通勤マシンの第一候補!

そんな私が今、とても注目しているのがホンダのCT125・ハンターカブ。多分、日本中の中年おやじたちが目をハートにしているあいつ(言い過ぎ?)。カブは業務用で使われるタフなバイク。そんなカブファミリーでありながら、ダートも走れちゃいそうなハンターカブならではの雰囲気はどこへでも行けそうで単純にワクワクする。

「通勤マシン」という面で、きちんとメンテナンスすればこれまた半永久的に乗れそうな気さえする(その前に、飽きがくるだろう私…苦笑)。

PCX125はフルカウルスクーターゆえにメンテナンス性の悪さを痛感しており、その点であらゆるパーツが剥き出しのハンターカブはメンテナンスが容易だろうと想像する。また、カスタムパーツが豊富で、盆栽的な楽しみ方までできそうだ。

車両価格が税込44万円というのは、同クラスのバイクと比べると高額だ。実際、「高過ぎる!」というレビューも目にする。2021年に発表された新型PCXが税込36万円であることを考えると、その差8万円は大きい。PCXファミリーの中で最も高額で最もハイテクなPCX e:HEVが税込45万円だから、車両価格が税込44万円というのは高額であることは明らか。一方で、多くのブログ・YouTubeチャンネルでのオーナーの評価を見てみると、「質感が高く納得できる」といった声も一定程度あるようだ。私自身は率直に、次の点で「決して高くはない」と感じている。

  1. 競合するバイクラインナップが存在しない孤高の存在である(他の選択肢がない)。
  2. 信頼のカブブランドであり耐久性はお墨付きである(長期にわたり安心して保有できる)。
  3. アフターパーツが豊富かつ安価(自在にカスタムできる)。
  4. ランニングコストと走行性能のバランスに優れる125cc(ちょうどいい!)。

そんなCT125ハンターカブは現在、入手困難な状況であり、注文してもいつ納車されるのか分からない。

買い替えの意義や如何に

さて、半ば永久に乗れるのではないかと考えるほどに不満のないPCX125からCT125・ハンターカブへの買い替えについて考察をしてみる。

通勤の手段・ツールとしての乗り物と割り切って考えたとき、この買い替えは、はっきり言って無駄。完全なる無駄。何せ何の不自由もなくご機嫌に走るPCXなのだから、コスト面で最良の選択は「乗り続けること」の一択だ。これは間違いない。

一方で、ストレスフルなサラリーマンにとって、日々のたった往復14キロの行程さえも安らぎの時間であり、プライスレスなツーリングの時間だと感じている。出勤時には当日のスケジュールや仕事のことをイメージし、帰宅時には当日の反省や週末の楽しみを思い描く。朝夕それぞれ30分に満たない時間ではあるけれど、あれこれ考えながら四季を感じて走る時間は純粋に「楽しい」のだ。

そういう情緒的な観点で捉えると、その貴重な時間を、シンプルに「乗りたい」と思えるバイクと共に過ごすことには意義があるように感じる。健康寿命を考えても、これから先、何台のバイクに乗れるのか分からないし。

いや〜、自分でも強引なこと言ってるなぁと感心する(笑)

冷静になって考えてみる

少し冷静になって、もう少し真面目にPCX125からCT125・ハンターカブへの乗り換えのメリット・デメリットを考えてみる(絞り出してみる)。

<メリット>

<デメリット>

色々と書き出したうちデメリットとして、真面目に無視できないのはメットインスペースが無くなることによる収納力の低下だ。季節を問わず、紫外線や風雨の影響を考慮して、会社の駐輪場ではヘルメットをGIVIボックスに、ジャケット(メッシュ・冬用いずれも)をメットインスペースに納めるようにしている。また、雨の日は会社で履く革靴をメットインスペースに納め、通勤時はタイチのバイク用シューズを履くようにしている。

CT125・ハンターカブで主たる収納がリアボックスのみになってしまうと、不便が生じることは明らかだ。乗り換えるのなら、この点については真剣に代替手段を考えなければならない。

さて、ここでPCX125について振り返ってみる。8年前の2013年に総支払28万円で購入した。雨の日も風の日も、広島県に甚大な被害をもたらした2018年7月豪雨の日も、飲み会の予定や出張の予定がない限りPCX125は通勤に活躍した。自賠責やファミリーバイク特約、メンテナンス費用を除く車両価格を8年で割ると35,000円/年。12ヵ月で割ると2,920円/月。月の稼働20日とすると146円/日。何というコストパフォーマンス。そして考える。「もう十分乗ったよね?」と…笑

自宅の中心で欲を叫ぶ

色々と支離滅裂に書き出してはみたものの、シンプルに言ってしまえば、私はバイクが好きなのだ。あらゆる要素を究極までシンプルに削ぎ落として、単純に「PCX125」と「CT125・ハンターカブ」のどちらに乗りたいかと問うなら、今の私は「ハンターカブに乗りたい!」と叫ぶだろう。

結局のところ、バイクって趣味の乗り物な訳だし、好きな方を選べば良いのだと思う。冷静にメリットやデメリットを比較したところで、「欲しい」という欲求に対してはあまり意味がないとは思う。ただ、PCX125は趣味の延長線上にありながらも、我が愛車の中の棲み分けとしては「通勤手段」であって、「完全なる趣味の乗り物」ではないという微妙な立ち位置にあることがややこしさの要因にもなっているのだと思う。

CT125・ハンターカブが通勤に彩りを添えることは間違いないものの、週末はどっちに乗る?キャンプツーリングはどっちで出かける?と考えると、ボンネビルT100との競合が生じてしまう点も気になるところではある。ひょっとしてCT125・ハンターカブだけで満足できちゃうんじゃね?と考えたり。

何だかんだ言って、こうして思考を巡らしている時間が何より楽しいのだ。焦ったところですぐに手に入るものでもないし、のんびりとこの時間を味わおうと思う。

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