サイトアイコン 日々のつぶやき

GoPro Max を買ってみた!

これまで、ソニーのアクションカムAS-300をバイクやヘルメットにマウントして使ってきた。妻とのツーリング風景を撮影するなどしてそこそこに活用しており、発売から4年が経つものの写りも良くまだまだ現役。

ただ、唯一残念なのがヘルメットにマウントすると自分目線ゆえに、自分が一切映らないこと。前を走る妻の姿や景色を眺めるだけでは、どうしても飽きてしまう。思い出として映像を残しているのに、自分がいつまでたっても映らないのは残念すぎる。

スポンサーリンク

GoPro HERO !?

ガジェット好きな私は、GoPro HEROを購入して二台体制で前方と自分自身を映すことを考えた。しかし、GoPro HEROとAS-300はキャラが被る。手振れ補正や画質などの細かな違いはあれど、映し出す領域は似たようなものだ。バイク以外での利用シーンを考えるとどちらか一方だけを使うことになる。限られた予算を投じるのに、それではもったいない気がした。

それならば、AS-300と全く異なる役割を果たすことができるカメラが必要だ。そこで目をつけたのは「360度カメラ」。編集が大変なようだし、ストレージ容量やバッテリーに課題はあるものの、全方位で景色を記録できればきっと面白いに違いない。

そこで選んだのがGoPro Maxだ。いくつか候補があったものの、HEROモードでGoPro HEROシリーズに近い活用が出来ることやマウント類が充実している点に魅力を感じ、これに決めた。

GoPro Max !!

早速使ってみた。

既存のAS-300をヘルメットのサイドにマウントして3.5mmジャックにマイクを接続し、ヘルメット内部に設置。そしてGoPro Maxをハンドルにマウントして360度モードで撮影。GoPro Maxは風切り音があるため、映像専用として割り切り、音声はAS-300に接続したマイクのものを使う。

試しに撮影したものがこちら。

モトブログ風に色々と他愛のないことを喋っているため、今回は音楽をのせて誤魔化しているが、ヘルメット内部に接続したマイクで排気音は良い感じで記録できていた。上の動画は、GoPro Maxのテスト動画のため全てGoPro Maxで録画した映像だが、今後はAS-300の映像をメインにGoPro Maxの映像をアクセントとして使えたら良いと考えている。

良いところ

とにかく水平などを意識せずとも全方位の様子を記録でき、編集であたかも小さいカメラマンが同乗しているかのように、フレームワークを行える点(前方から自身のほうへゆっくりとフレームを移動するなど)は、画期的だと思う。

通常のアクションカムは、常に目線に近い動きをするので、長くなるほどに短調な映像になりがちだが、360度モードならば動きのある映像になるため面白い。

HEROモードでは、水平維持ができるため、マウント時に微妙な傾きを気にしなくて良い点も優れものだ。以前、AS-300で長々と撮影したものが、微妙に傾いていてがっかりしたことがある。編集ソフトによっては補正ができるようだが、あいにく我が家の機材では対応できておらず、水平維持機能は大変ありがたい。

残念なところ

バッテリーの持ちが悪く、メインとして使うには心許ない。360度モードで20分程度撮影すると残量60%くらいだったから、1時間とちょっとくらいでバッテリーが空になる計算だ。給電しながらの撮影ができなくはないが、ケーブルを接続するにはバッテリー部分の蓋を開けておく必要があるため、何らかの工夫が要る。

また、仕方がないこととは言えデータ容量が大きく、64GのSDカードだと1時間40分くらいしか撮影できない。AS-300だと最高画質で2時間40分くらい撮影できるため、この差は大きい。全方位で映像を記録できる点とのトレードオフだ。

最後に、フレームワークが楽しい一方で、編集や書き出しの手間と時間はかかる。GoPro専用アプリでフレームワークの編集を行い一旦書き出す。それからようやくAS-300の映像と音声を重ねる作業が始まるため、ちょっとした動画を作るのにも相当な時間を要してしまう。現状、iPad Proで編集をしているが書き出しにはそれなりの時間がかかる。これまた楽しさとのトレードオフか。

結論

残念なところはあるものの、360度モードで撮影できる映像には満足。バイクにマウントして、色々なアングルの映像を切り出すことで動きと迫力のある動画を作り出すことができる。ただ、これ一台というよりも、通常のアクションカムとの併用により役割分担をする使い方がベストだと思う。

結果、私はGoPro HERO8も気になり始めている。AS-300でも満足しているのだけど、縦長の形状ゆえにヘルメットの顎にマウントできず、側面にマウントするしかないため、どうしても真正面の映像にならない点は残念なところだ。その点、奥行きを必要としないGoPro HERO8の形状はヘルメットへのマウントに向いており魅力的。

また、我が家のiMacは廉価版ゆえスペックが不足気味。iPad Proもケチってストレージ容量が64Gしかなく、編集環境も整えたくなってくる。

YouTuberになる訳でもなく、私はどこへ向かっているのだろうか?笑

 

モバイルバージョンを終了