HONDA PCX125(JF28)レビュー(残念なところ編)

HONDA PCX125
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PCX125を購入して5年4ヶ月が経つ。

荷物は積めるし燃費は良いし、通勤快速としては最高の相棒。ただ、気になる点がいくつかある(あった)。

なお、レビュー(良いところ編)はこちら

 

①ノーマルタイヤがクソ。

 

純正のIRCのタイヤはとにかく雨に弱い。通勤では雨の日も利用するのだけど、濡れた路面に滅法弱かった。マンホールやグレーチング、路面電車の軌道などどんなタイヤでも滑るのは仕方がないことだけど、ほんの少し車体が傾いているだけでズルッと滑る。とにかく怖かった。

2017年10月、ミシュランのCITYGRIPに履き替え。当時の走行距離は12,000kmくらい。購入から4年5ヶ月が経過していたこともあり、IRCが硬化していたようで、CITYGRIPの乗り味がネチッと弾力感があって感動した。

 

②クラッチベアリングがダメダメ。

 

記憶が定かではないが、ある時から後輪周辺から「ゴーゴーゴーゴー」という異音がするようになった。走行距離8,000kmくらいだったように思う。当初、冷却水が流れている音かな?などと呑気に考えていたのだが、随分先になって調べてみると、クラッチベアリングの破損による異音らしく、ネットでは「PCXの持病」とまで言われるほどの症状だった。

タチが悪いのが、クラッチベアリングそのものは数百円なのだけれど、交換をバイクショップにお願いすると工賃が高いという点。しかも、ベアリングが破損した(と知った)まま走り続けるほど、精神衛生上悪いことはない。

DIYに挑戦しようかとも思ったが、専用工具を買うだけで結構な出費になることもあって、安全を考慮してバイクショップに依頼することにした。

作業を終えて、改めて「ベアリングが正常だとこんなに静かだったんだ!」と感じた次第。工賃節約?と言い訳して、ドリブンフェイスとウエイトローラーも交換したのはご愛嬌。

それにしても、走行距離が1万キロに満たずしてベアリングが破損するって、明らかにリコールものだと思うのだけどな。

 

③外装がヨワヨワ。

 

ホワイトのPCX125に乗っていたのだが、自宅の南側に駐輪しているからか、土日は直射日光をガンガンに浴びて、購入から4年が経過した頃には塗装面の艶が完全に失せていた。マットホワイト?と思うほど、表面ザラザラ。平日の日中は基本的に会社の屋根付き駐輪場に停めているので、土日の直射日光が原因であることは間違いなく、塗装面のヨワヨワぶりには閉口した。

あまりに無残な姿になったため、非純正の外装11点セット(ブラック)を格安で購入しDIY。丸一日作業に要したが、何とか完了することができた。ホワイトからブラックに換装したPCX125は新車のごとくピカピカ。サイコー!

ただ、マニュアルも入手して慎重に作業を進めたものの、やはり何箇所かは爪を折ってしまい、若干収まりの悪い部分があるのは残念なところ。

 

今回は残念なところを書いて見たが、何だかんだ言っても良いバイク。毎日の通勤時間をルンルンで楽しんでいるのは間違いなく、これから先、何年乗っていけるか。次回、良いところを書いてみたい。

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