サイトアイコン 日々のつぶやき

HONDA PCX ELECTRIC(エレクトリック) の発売間近!?

ハイブリッドモデル

 

今年9月14日(金)に「PCX HYBRID」が発売されたばかりのPCXだが、今年中には電動(ELECTRIC)モデルが発売されるとの情報がある。これはとても魅力的だ。

改めてホンダのホームページを見てみる。

私が所有しているトヨタ車にもハイブリッドモデルがあるものの、ガソリンエンジンの車両との価格差を燃料代の節約分でペイしようとすると、相当な年月(または走行距離)をかけないと回収できないこともあって、恥ずかしながらガソリンモデルを購入した。

改めてPCXのモデルごとの価格、燃料消費率を見てみると、同様のことが言える。

燃料消費率は0.4km/Lの違いに止まるにも関わらず、価格は約9万円も高い。燃料消費率を考えると燃料代で差額を回収できるはずもなく(いや、場合によってはカタログ値との差がガソリンモデルとハイブリッドモデルで異なるということも考えられるが)、環境への配慮を優先する方、または新しい物を好む方が価格差以上の魅力を感じて購入されるケースが想定される。

レビューによると、モーターのアシストを得て「シグナルダッシュマシンに進化!」といったコメントも目にするため、ガソリンモデルと単純にランニングコストだけで比較するべきものではないのかもしれない。全く別物だと考えるべきなのだろう。

ただ、正直なところ、私にとって「PCX HYBIRD」はそれほど魅力的ではなかったのだが、噂の「PCX ELECTRIC」にはかなりの魅力を感じている

ホンダホームページから引用

 

電動モデルの魅力

 

過去に電動の車を運転したことがあるのだが、これがトルクの塊のように自在に加速する印象が強く残っていて、PCX ELECTRIC も同じような乗り味なのではないかと想像すると、ぜひ乗ってみたいと思ってしまう。

一回の充電の航続距離が100km程度との情報があり、私の場合だと毎日通勤が往復で約15kmとして、平日(月曜〜金曜)は充電なしに通勤できることになる。週末にフル充電してしまえば、平日はメンテナンスフリーで走ることができ、実用面で問題はなさそうだ。

ホンダホームページから引用

 

車両価格 vs ランニングコスト?

 

とは言え、車両価格がどの程度になるのか気になるところ。何せ通常モデルでも燃料消費率がカタログ値で54.6kmにも及ぶため、ハイブリッドモデルと同様に燃料代と比較してランニングコストにメリットがあるかどうかを考えることは現実的ではないと思う。

仮に、15,000kmを走るとして実燃費40km/Lと低く見積もっても燃料代が5万円(1L=130円)にもならない。

ホンダホームページから引用

電動バイクに乗るという先進性やガソリンモデルと異なる乗り味に大いなる価値を見いだせるのであれば話は別だが、一般的に125ccクラスのスクーターを利用する場合はコストを重視するだろうから、現時点では現実的な選択肢にはならないと思う。

ホンダホームページから引用

国の補助金制度に加えて、東京都ではガソリン車との差額から国の補助金を差し引いた部分(18万円を上限)を補助するという魅力的な制度がスタートしている。ただし、この補助金の対象は「事業者」となっていることから、今回紹介するPCX ELECTRIC もまずは事業者を対象に発売されるのではないか、との意見もある。この点については、私もその通りだと考える。

郵便配達や新聞配達など、1日の走行ルートが決まっている利用のほうが、まだまだ巡航距離の限られている現状においてはトラブルになりにくいし、場合によっては統計的なデータも集めることができ、実用モデルの開発に向けて有効だとも考えられる。

 

おわりに

 

いつか誰もが電動バイクで通勤をする日が来るだろうか。そんな「未来」が現実になるために、まずはこの PCX ELECTRIC が近い将来、一般販売されることを期待する。

まだ少し先のことにはなりそうだが、電動バイクの乗り味にはとても興味がある。ぜひ乗ってみたい。きっとリニアな加速感にワクワクするはずだ。唯一、マフラーを交換すること(排気音を大きくすること)は「安全対策のひとつ」と考える私にとって、電動バイクの静粛性は危険を伴うのではないかと案じてしまうのだが(笑)

モバイルバージョンを終了