RSタイチ 電熱グローブ 不具合発生!

バイク
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こちらで紹介したRSタイチの電熱グローブ(RST640)。一度使い始めると手放せないほどに快適アイテム。特にグリップヒーターとの併用は極楽状態で、電熱グローブのおかげで快適に冬季ライドを楽しむことができた。

桜のシーズンを迎えはしたもののまだ肌寒さが残る(注:4月上旬に書き始めた記事です)この時期に、そんな快適アイテムに不具合発生!そう、暖まらなくなったのだ!

今回は、長々と書くほどの内容ではないが、電熱グローブを購入予定の方や既に使用中の方への注意喚起を目的にメモとして記録しておく。

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不具合の状況

毎日、通勤時にはPCX125のバッテリーから給電しつつ暖かさを満喫している。厳冬期でも暖かさが手を包み込み、会社に到着してからも手が暖かいので仕事も捗るってもんだ(言い過ぎ)。

そんなある朝。両手の電源をオンにして出発。自宅を出て3分くらい経ったところで右手の寒さに気づく。ふと見ると右手の電源が切れている(ランプが消灯している)。余談ながら、この電熱グローブは大柄なサイズ感から熱源がなくても冬用グローブとしてそれなりに使えそうな錯覚を抱くが、現実は熱源がなければ3シーズングローブくらいの防寒性しかない。

停車してオン。

通常、電源ボタンを長押しして起動すると5秒ほどランプが点滅し、点灯に切り替わるのだが、今回は5秒ほど点滅した後、消灯してしまうのだ。何度か繰り返すと初期の点滅すらしないこともある。ちなみに左手は暖かいままだ。

PCX125のバッテリー容量が不足しているのか、はたまたケーブルの断線か。もしかするとグローブ内部の配線や熱源に不具合があるのかもしれない。

 

 

そのまま週末を迎え、ボニーでプチツー。山間部はまだまだ寒く、電熱グローブの暖かさがありがたい。と言いたいところだが、やはり片側が暖まらない。今回は左側だ。恐らく、ウェアの内部を通すYケーブルを装着しなおした際に右と左が入れ替わったのだろう。

ボニーでの症状出現により、右側グローブも暖まることが分かった。また、恐らくバッテリー容量の問題でもないだろうと考え、原因はYケーブルにあるような気がした。

RSタイチ カスタマーサポートへ連絡!

気のせいなどではなく何らかの不具合があることに確信を得て、RSタイチへ連絡することにした。幸いにも11月の購入から5ヵ月しか経っておらず、まだ保証期間のようだ。保証書も手元にある。ウェブサイトで調べると「保証期間内の場合は予め電話連絡をするように」とある。

4月2日(木)の夕方にカスタマーサポートへ電話して症状を伝えると、Yケーブルと念のためグローブも着払いで送るよう指示を受けた。

4月4日(土)に宅急便にて発送。

4月6日(月)にRSタイチから電話連絡があり、調べてみたところYケーブルの接属端子周辺が両方とも断線しているとのこと。保証期間内なので新品交換となった。Yケーブルの端子の抜き差しで負担がかかりにくくするよう、RSタイチにて若干の加工を施すとのコメントもあった。

4月8日(水)に自宅へ到着。

実質5日間で代替品(新品)が手元に届いたのだから、RSタイチの今回の対応には満足だと言える。ただ、シーズンを通じてYケーブルを手荒に扱ったわけでもなく、それなのに両方ともが断線していたという事実について、商品そのものの脆弱性が気になるところだ。

なお、到着したYケーブルは新品なので不具合があろうはずもなく、まだ使用していない。そろそろ暖かくなってきたし、せっかくなので来シーズンを迎えるまで新品の状態で保管し、もう1シーズンは問題なく使用したいと思っている。

注意喚起!

グローブ側の手首部分から出た端子とウェアの中を通じて両袖から出る端子を接続するのだが、この部分をうまく処理しないと、どうしてもケーブルが極端に折れ曲がってしまい、断線の原因になるようだ。恐らく、端子と端子を接続すると10cmくらいの長さになってしまうため、この端子同士の接続箇所が手首の屈折箇所に位置しないようウェア側に押し込んでしまうとYケーブルが極端に折れ曲がってしまうのだと睨んでいる。

来シーズンは今回の経験を踏まえ、袖口のケーブルが極端に折れ曲がらないよう工夫(例えばYケーブル端子付近をリング状のものに巻き付けるなど?)してみようと思う。

次回、ケーブルが断線してしまうと保証期間外となり、再び購入しなければならないから真剣にならざるを得ない。

電熱グローブはライダーにとってとても魅力的な商品なだけに、もう少し耐久性があっても良いように思う。

 

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