学生時代、英語の勉強に真剣に取り組んだことがある。詳細はここでは触れないが、その後、社会人になってからもTOEICのハイスコアを目指し、寸暇を惜しんで勉強していたことがある。
残念ながら、ここ10年はまともに勉強したこともなく、英語に向き合う機会すらほとんどない。そもそも使う機会がないので、モチベーションが上がらない。
2005年ごろのことだったと思うが、社会人になってからTOEIC攻略に向けた学習を進めるうえで、「限られた時間の中で如何に効率よく成果を挙げるか」という点が最重要課題であったことを思い出す。
その頃、片道1時間の道のりを通勤していたため、通勤時間はヒアリング力向上の時間に充てていた。
特に活用した素材は以下の2つ。
①アルク ヒアリングマラソン
②Audible
アルクのヒアリングマラソンは、今ではどうか知らないが、当時は英語学習者の定番とも言える学習ツールのひとつだった。とにかく、楽しく英語を聞きまくることができ、私にとって最良の学習ツールのひとつであったことは間違いない。
一方、最近amazonで久しぶりに目にした「Audible」。
当時、iPod(第4世代)を愛用していた私は、iTuneか何かで「Audible」の存在を知った。「Audible」とは書籍をナレーターが朗読するオーディオコンテンツの配信サービスのこと。英語の素材に飢えていた当時の私は、有料のオーディオブックを数冊購入した。
今でも覚えているのは、「金持ち父さん、貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ著)や「空が落ちる」(シドニー・シェルダン)を購入して必死で聞きまくったこと。何度も巻き戻しては、同じパートを繰り返し聞き、必死で理解しようと努力したことが懐かしい。
「Audible」での英語学習は、私にとってこれ以上ない成果をもたらした。ほんの数ヶ月間の取り組みだったが、TOEICのリスニングパートで485点(495点満点)を記録したのである。
これには私自身、大変驚いた。そして自信にもなった。「学習方法を創意工夫することで成果を挙げられる(=為せば成る)」ということに。
さて、Audibleについて改めて調べてみると、2008年にamazonの一員となり、2015年からは日本でのコンテンツ配信が開始されたようだ。私は、Audibleがamazonの一員になる前、2005年から英語学習を目的にサービスを利用していたのだが、何と2015年(つい最近!)まで日本でのコンテンツ配信が開始されていなかったようで、何とも意外である。
冒頭書いたとおり、英語学習のモチベーションなんて全くないのだけど、日本語の書籍がオーディオブックで楽しめるのも悪くない。車を運転する時や出張で移動する時、あるいは眠りにつくタイミングなどで、音楽以外の何かを聞きたいことはよくある。そんな時、ワクワクするようなストーリーを聴くことができるなんて、想像するだけで使って見たくなる。
今なら30日間、無料で利用できるようだ。
久しぶりにAudibleを使ってみようか。
今日はそんなつぶやき。