11月になり随分と寒くなってきた。特に朝の通勤時には、体が温まっておらず顎や首筋、手のあたりの寒さが堪えるようになってきた。
Shoei GT-Air には購入時からチンカバーが付属するため、10月中旬には早々にチンカバーを装着している。そうなると、寒さゆえについ GT-Air を選びがちになり、RAPIDE-Neo を使わなくなってしまう。折角、ふたつのヘルメットを使い分けられるというのに、冬場に RAPIDE-Neo が使えないようではあまりに残念。
ということで、RAPIDE-Neo にもチンカバーを装着することにした。
購入したのはこちら。
お手頃価格なので、この程度の出費なら何てことはないのだが、反対にこのくらいの価格ならヘルメットに付属しても良いのにな〜と感じてしまう。
ちなみに、以下の動画を見ると「チンカバーは防寒目的で利用されがちだが、それ以外にも整流効果が高く夏場の利用もおすすめ」だそうだ。詳しい取付方法などは以下の動画を参照いただきたい。
質感は可もなく不可もなく、Shoei と比べても甲乙つけ難いほどに似たようなもの。Shoei が全体的にメッシュ素材な一方で、こちらはサイド部分のみメッシュ素材になっている。
被ってみた感じは両者とも大きな違いは感じないが、どちらかと言えばAraiの方がカバーする面積が大きく、遮蔽効果が高い印象を受ける。その点とトレードオフになるが、被る時の抵抗はやや大きく、頭をグッと押し込まなければならない。下の画像のとおり、Shoeiの開口部はストラップ部分をえぐったような形になっており、Araiと比べて元々の開口部に余裕があるようだ。
両者ともに、適度に風が入ってくるため、完全な防寒とはならないが、チンカバーを装着せずに被るよりは、確実に冬場の快適性を高めてくれる。暖かい呼気が逃げ出さず、ヘルメット内が程よく保温・保湿されるのだろう。ただ、これによりメガネが曇るという新たな課題が生じた。この課題への対策は、また別の記事で。