XSR900と同時に購入したSHOEIのGT-Airは購入から1年しか経たない。それなのに新しくヘルメットを購入してしまった。
購入したのは、タイトルにもあるとおりARAIのRAPIDE-Neo。カラーはモダングレー。あまりに格好良くて、無駄な?フルフェイス2つ体制となってしまった。
今回は購入までの経緯(と言う名の言い訳)を記す。
これまで、GT-AirのほかにPCX125と同時に購入したZENITHのYJ-5というジェットヘルメットも所有しており、通勤には頻繁に使ってきた。GT-AirとYJ-5の2つ体制の不満点は以下のとおり。
・ヘルメットの使用期間は3年と言われる中にあって、YJ-5を6年間(うち5年はYJ-5のみ)ほぼ毎日のように通勤で酷使してきて、随分ヘタってきた印象。
・PCX125は購入当初、ホワイトの車体だったのでYJ-5もホワイトに合わせたのだが、PCX125をブラックに換装してからバイクとヘルメットのカラーのアンマッチが気になっていた。
・購入した頃は30代半ばだったのだが、それから6年が経ちガチのリアルおっさんになった今、白のジェットヘルメットは痛々しい。
・GT-Airでフルフェイスを知ってしまうと、ジェットヘルメットは開放感と引き換えに、安全面で不安がある。
・GT-AirもYJ-5もSR400にミスマッチ。それゆえにSR400に乗るのをためらうほど、どちらのヘルメットもSR400の雰囲気をぶち壊す。
・当然ながらGT-Airは未だにお気に入りではあるものの、日々の通勤等ではオーバースペックというか、ヘビーデューティというか、もう少し気軽なヘルメットがあっても良い。
上記を踏まえたYJ-5の買い替えポイントは以下のとおり。
- ズバリSR400にも似合うこと。
- あまりゴツくないこと。
- 安全上も見た目もフルフェイスがベター。
理由が先なのか、RAPIDE-Neoの購入が前提だったのか、自分でも分からなくなっているが、何れにしてもRAPIDE-Neoはニーズにぴったり。クラシカルでシンプルな外観で、バイザーのようなギミックはなく軽快そのもの。そして何より安心安全のアライ製。
カラーの選択は迷った。ホワイトはクラシカルそのもので悪くない。アライらしいデザイン・カラーは魅力的。バイクを選ばない、素材を殺さない良色だ。ただ、モダングレーの佇まいもたまらなく格好良い。何より、いつかXSR900のタンクをBMW R nineT Pureのカタラノ・グレーに全塗装したいと考えている私に直球ストライク!結果、ブラックのPCX125とのマッチングも考慮してモダングレーに決定。
これまでSHOEIしか購入したことがなく、日本製ヘルメットの双璧をなすアライのヘルメットにも関心があった。ただ、以前 ARAIのヘルメットを試着した時に視界が狭い印象を持っていた。また、転倒時の抵抗を減らすとの発想に基づく球体デザイン(ツルンとしたデザイン)が好きではなかった。
ところがRAPIDE-Neoを試着してみたところ、視界の狭さは感じない。いや、むしろGT-Airよりも広く感じるほど。それに、RAPIDE-Neoはアゴの部分がややスクエアなデザインでシールドのサイドカバーも無く、デザイン面も◎!個人的にアライのヘルメットにあったネガな部分が皆無だった。
日々の通勤やXSR900でのチョイ乗り、SR400に乗る時にはRAPIDE-Neoを、長距離ツーリングの時はGT-Airを使い分けようと、今回フルフェイスの2つ体制を選択した次第。
RAPIDE-Neoのレビューは次の記事としたい。
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