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Honda PCX125(JF28)

バイクを降りてから6年。2013年5月のこと。

その頃、私は新たな趣味としてロードバイクに熱中していた。週末には50km〜100km走ることを楽しみにしていた。小遣いは、とにかく自転車につぎ込む日々。海外のサイトを巡回しては、高価なパーツを購入しては愛車をカスタムすることを喜びとしていた。(その辺りの詳しいことは、また別の機会に。)

当時、自転車で通勤をしていたのだが、仕事が忙しく帰宅時間が深夜に及ぶことがほとんど。正直、自転車通勤がしんどくなっていた。

→何気なくホンダのサイトを見ると、素敵なバイクがあるじゃない!?

→しかも(ロードバイクで金銭感覚が麻痺していた私にとって)お手頃価格じゃない!?

→調べてみると、125ccだと任意保険に「ファミリーバイク特約」を付帯することで維持費が安いじゃない!?

と、気が付けばPCX125(JF28)を購入していたという訳。

通勤メインで5年経った今、やっと走行距離が15,000kmに到達した程度だが、とにかく燃費が良く、荷物も積めて通勤には最適な存在。

燃費は40km/Lを下回ることはなく、長距離を走ると50km/Lを超えることもあるほど。とにかく財布に優しい存在。

購入直後にGIVIのスクリーンとリアボックスを装着し通勤快速化を果たす。おじさんくさいと言われようが、日々の通勤のことを考えるとどちらも欠かせないパーツ。

その後、ヨシムラのマフラー(R-77s サイクロン カーボンエンド EXPORT SPEC)を購入・装着。個人的には、バイクのマフラー交換は安全対策の一環とも思っている。他の車と図らずも併走する場面で、音により存在を示すことができるというのはバイク乗りの言い訳だろうか。音は大き過ぎず、心地よい。

PCX125の購入をきっかけに、私の生活に占めるバイクの割合が高まっていくことを、当時の私は全く知らない。

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