HONDA PCX125(JF28)レビュー(良いところ編)

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PCX125の気になるところについてはこちらに書いたとおり。

通勤メインで利用しているため、雨の日も風の日も出張や飲み会があるとき以外はほぼ毎日、通勤の足として活躍している。

以下、PCX125の良いところを書いてみる。

 

①燃費が良い

 

燃費の良さは特筆して言えるところ。
燃料タンクは5.9Lでカタログスペック上の燃料消費率は53.2 km/L(60km/h走行時)となっており、313.9kmの巡航が可能となっている。実燃費は、40~45km/L程度で、毎回200~220kmで燃料補給をしている。日々、ほんの片道7km程度の通勤(往復で14km)でしかも比較的混雑した市街地で利用していることを考えると、驚異的な燃費だと思う。

以前、日帰りツーリングをしたところ、50km/Lを超えたこともあり、燃費性能に関しては言うことなし。

通勤のみで利用の場合、3週間に一度のペースで給油するが、給油量はせいぜい5L程度であり、財布にとても優しい。

ちなみに、アイドリングストップ機能はオフにしている。新しい物好きな私は、購入後2年間は常にオンにしていたのだが、ある日、帰宅途中に片側2車線ずつの交差点で右折待ちをしていたところ再始動しなくなり、交差点をバイクを押して走った経験をしたことがあり、それ以来、二度と使わないと心に決めた。オン・オフで燃費に大きな差はないように感じる。

こちらにも書いたとおり、加速性能を高めようとドリブンフェイスとウエイトローラーを交換してからは燃費が少し落ちてしまい、期待していたほどの効果を感じられなかったこともあって、少し後悔している。上記のチューンを施してからは、夏場に40km/Lをたまに割り込むことがあるものの、世間一般の燃費性能と比べればまだまだ満足できる水準だと思う。

 

②維持費が安い

 

取扱説明書によれば、オイル交換は走行6,000km、または1年ごと。エンジンオイル容量は交換時0.8L。一般的には(実際には)、3,000kmを目安に交換するケースが多いかもしれないが、マニュアルによれば、極めて少ない頻度で、少量のオイルで済む。前回、DIYに挑戦したが、それほど難しいこともなく交換できた。これくらいの頻度であれば、バイクショップにお願いしてもそれほど懐が傷むことはないが、DIYであれば更に財布に優しい。

油脂類の交換やタイヤなどの消耗品の交換など、全般的にメンテナンスにかかるコストは極めて少なくて済む。

 

③荷物が積める

 

GIVIのリアボックスを搭載していることもあって、荷物はふんだんに積める。雨合羽、長靴は常備品だし、通勤バッグ、折り畳み傘、出張のための書類なども積める。

ただ、GIVIのリアボックスとキャリアの間に薄いクッションを挟むなどの対策を講じてはいるものの、少し荒れた路面では、激しくガタガタと音が出る点がネガな点。

 

書き出してみると項目は多くないものの、速さはそこそこで維持費も安い。荷物も積めるから、街乗り、通勤にはもってこいの存在。適材適所。TPO。XSR900やSR400で通勤をすることもあるが、やはり通勤利用で最も快適なのはPCX125。これからも末長く相棒としていきたい。

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