不覚にも、PCX125のテールランプが切れていることに気づいた。自宅で何気なく尾灯を確認したところ点灯していない。ブレーキを握っても点灯しない。
それにしても、購入から6年も経つとブレーキパッドやブレーキフルードの交換、キャリパーのオーバーホールなど、何かと必要なメンテナンスが重なるものだ。
何れにしても、今回のテールランプ切れは何とも恥ずかしく反省しているところ。今後は、定期的にチェックするようにしたい。
交換の手順は次のとおり。
- GIVIボックスを取り外す
- リアキャリアを取り外す
- グラブレールカバーを取り外す
- テールランプを外す
- バルブを交換する
- 点灯確認をする
当然ながら、ボックス・リアキャリアを装着していなければ3〜6の作業を行うだけなので作業完了までの工数は大幅に少なく済ませられる。私はGIVIのリアキャリアを装着しているのだけど、合わせて10箇所のネジを外すのが結構な手間だった。特に、キャリア本体と台座の固定にアーレンキーとスパナを使ってナットを上下から締めなければならず、ボルトが長いので少しだけ面倒。
作業にあたり注意したいのがグラブレールカバーを外すとき。力の入れ方を間違うと派手に割れてしまう。今回は経験を踏まえて対応できたのだけど、以前、パールヒマラヤズホワイトからブラックに換装した際、派手に割ってしまったことがある。当時は、捨ててしまうつもりだったので、多少手荒に扱ったのだが、思いのほか簡単に割れたことが記憶に残っている。
まずは実線丸のネジを2箇所外す。点線丸の箇所に爪があるので、真上に引き抜くのだが、リア側中央の爪がかかった状態で手前の爪(2箇所)を垂直に引き抜こうと無理な力を加えると、中央の爪を起点にカバーがしなりヒビが入るので注意!
グラブレールカバーを外すと、ソケットが見える。丸の部分を左に回すとスポッと抜ける。
全ての作業を終えるまでの時間はせいぜい20分程度だから、全体的には何てことはない簡単な作業。ボックスを装着していなければ10分もかからない程度の作業だった。
PCX125はカウルがあるためにメンテナンス性が悪く、今後の手間を考えて長寿命なLEDに交換することも考えたのだが、ここのところメンテナンスで出費が続いているので、今回は価格を優先して通常のハロゲンバルブを選択した。
(購入したバルブは 12V 21/5W という規格のダブル球)