「最近、なんだか疲れが取れにくくなった」
「昔と同じ食事をしているのに、少しずつ体重が増えていく」
「健康診断の数値が気になり始めた……」
40代を迎えると、身体の変化をひしひしと感じる瞬間が増えますよね。サプリメントを試したり、とりあえずウォーキングを始めてみたりと、手探りで健康法を探している方も多いのではないでしょうか。
そんな方にぜひ手に取っていただきたいのが、書籍『筋肉が全て』です。
一見インパクト重視の極端なタイトルに見えるかもしれません。しかし読み進めると、そこに書かれているのは「人生後半戦を豊かに生きるための、極めて理にかなった身体づくりの本質」でした。
今回は、この本から学んだ「40代が今すぐ筋肉を鍛えるべき理由」と、明日から始められるポイントをご紹介します。
1.40代以降の不調の多くは「筋肉の減少」から始まる
本書を通じて痛感するのは、年齢とともに感じる不調の多くが「筋肉量の低下(サルコペニア)」に直結しているという事実です。
筋肉は単に「重いものを持つための道具」ではありません。
- 代謝の要: 筋肉が減ると基礎代謝が落ち、痩せにくく太りやすい体質になる
- 姿勢と関節の保護: 筋力低下がぽっこりお腹や腰痛・膝痛を引き起こす
- メンタルの安定: 筋トレによって分泌されるホルモンがストレス軽減や意欲向上に寄与する
つまり、体型の変化や日常のダルさ、メンタルの浮き沈みまで、多くの問題の突破口が「筋肉」にあるというのです。タイトル通り、まさに「筋肉が全て」の起点になっていると言えます。
私も、筋トレを続けてきて明らかに姿勢が良くなったと実感しますし、何より仕事や私生活に以前に増して前向きに取り組むことができるようになったと強く感じます。
2.筋肉は「いつでも」「何歳からでも」増やせる唯一の資産
「もう40代だし、いまさら筋トレなんて……」と思う必要はまったくありません。本書でも強調されている通り、筋肉は人間の器官の中で唯一、何歳から始めても成長させることができるパーツです。
将来の健康寿命を延ばし、大好きな趣味や大切な人との暮らしを長く楽しむために「最も確実な投資」、それが筋肉を育てることです。
「筋肉の貯蓄(筋貯)」こそが、50代・60代以降の人生の自由度を左右すると言えます。
45才から本格的に筋トレに取り組むようになり3年が経ちますが、体型は明らかに変わり周囲から「体が大きくなった」と言われるようになりました。また、日々のトレーニングで重量やレップ数を更新できると、筋肉の成長に年齢は関係ないと実感します。
3.今日から始められる「挫折しない筋肉生活」のステップ
ハードなジム通いや極端な食事制限は必要ありません。本書の考え方をベースに、まずは以下の3つから試してみてはどうでしょうか。
① 「大きな筋肉」を優先的に使う
お尻や太ももなど、下半身の大きな筋肉を刺激するのが最も効率的と言われています。
例えば、近接階にはエレベーターではなく階段を使って移動することや歯磨き中にスクワットを10回だけしてみるといったことを心がけるだけでも良いと思います。
② たんぱく質(プロテイン)の意識改革
筋肉の材料となる「たんぱく質」が不足している人が非常に多いそうです。毎食、手のひらサイズ分の肉・魚・卵・豆腐などを意識して取り入れましょう。また、プロテインで手軽に補うのも良いと思います。
③ 完璧を目指さず「細く長く」
週1回の筋トレでも、日々ほんの少しの時間を心がけるだけでもやらないより何倍も効果があります。
「頑張りすぎないこと」が、40代以降の継続の最大のコツです。自身に無理を強いたり、怪我をしてしまては元も子もないですから、まずは継続することを優先して取り組むと良いと思います。
まとめ:筋肉を鍛えれば、これからの人生が面白くなる
私は筋トレを始めて本当に良かったと思っています。少々のことで体調を崩すことはなくなり、以前より心身ともに明らかに健康になったと思います。こうした経験を経て私は、世代や性別を問わず多くの人に筋トレをお勧めしたいと思っています。
書籍『筋肉が全て』は、その実感を医学的な観点から明らかにしてくれるとても良い書籍です。
「そろそろ健康に本格的に向き合いたい」と思っている40代以降の皆さんには、ぜひ一度手に取って、一歩を踏み出すきっかけにしてみて欲しいです。