事故報告 #2

Triumph Bonneville T100
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事故から約3週間が経つ。大きな進展はない。

保険会社とのやり取りは終盤にかけて発生するのか(多分ね)、驚くほど何事もないままに時間だけが過ぎていく。相手方からは、事故から3日後に電話連絡があっただけで、その後、様子を伺うような連絡は全くない。

別に相手方と話すことなんてないし、電話連絡をされても困る。ただ、10:0の事故を起こしておきながら自分の保険会社へ数日後に連絡をしただけで驚きなのに、大事なバイクを壊したうえに怪我までさせておきながら、相手方への連絡は一度切りで、どんな気分で過ごしているのか不思議でならない。物事に対する価値観というものは人それぞれだと改めて感じさせられる。

 

ボニーの修理について

ボニーを事故の二日後にディーラーへ運んでから17日が経過。ディーラーはメールでこまめに進捗報告をしてくれるからありがたい。

既に交換部品は入荷しており、ダイヤモンドコーティングの施工中。コーティングが完了すれば、部品交換を行って、今週末(10月26日 or 27日)には修理が完了する見込みだ。事故から約4週間ぶりに、ようやく愛車が戻ってくる予定で、今から早く乗りたくて仕方がない。あの迫力ある排気音、どっしりとした鷹揚なハンドリングをじっくりと堪能したい。

ディーラーからの話によれば、10月8日に相手方保険会社の委託先から現車確認があったらしいのだが、その後10月10日に相手方保険会社と話しをしたところ、まだ委託先から状況報告は受けていないとのことだった(連携が遅くないか?)。修理はいつから始めたら良いのか?と問うと、「お客さまが所有者ですから修理の開始はお客さまのご指示により着手いただいて結構です。」との回答。委託先と現車確認の結果について情報共有すらしていないのに、本当に大丈夫?後から見積りの内容に文句を言っても知らないぜと思いながらも、早くボニーを復帰させたいので、すぐさまディーラーへ修理着手をお願い。そもそも、こういうことって相手方保険会社から連絡してこないものなのだろうか。こちらは、少しでも早く愛車が手元に戻ってきて欲しいのに、見積りどおりに修理して良いのかどうか分からず保険会社からの連絡を待っていたと言うのに。

ちなみに、グリップエンドやブレーキペダルを交換せずに現状維持とした場合でも、保険金として修理見積りの全額を支給されるのか問うと、「その場合、交換した部品(および工賃)のみ支給対象となる。」との回答。保険会社に勤める知り合いに聞いてみると、「修理箇所は所有者(被害者)が選択できるはずだ。」とのことだったが、保険会社によっても判断が異なるようだし、そんなことで擦った揉んだするのは嫌なので、ならば徹底的に元の姿に戻してもらおうと、ディーラーへは見積りどおりの修理をお願いした。

 

代車(レンタルバイク)について

相手方保険会社からは、修理完了までの間、必要ならば代車の手配も可能と言われていた。ただ、ひとつ分からなかったのは、修理完了までの間、ずっと代車を借りられるのかという点。必要な時だけレンタルバイクを借りるなんてあまりに面倒だ。

そこで、相手方保険会社に「バイクはレジャー目的で保有しており、通勤の足に困っているわけではないのだが、今はふと思い立って乗りたい時に乗れないから、修理完了までの間、ずっと代車を借りても良いか?」と聞いてみたところ、答えは「OK」だった。

ただ、代車を相手方保険会社が手配してくれるというよりも、自分でレンタルバイク店を探して、相手方保険会社に連絡すれば、相手方保険会社がレンタルバイク店と費用や期間について交渉するとのことで、はっきり言って不満しかない。こちらは、何の非もなく愛車を突然奪われたというのに、代車の手配を自分でするってどういうこと?同等の車両を相手方保険会社が探してくれるのが筋ってもんじゃないだろうか?

あいにく、事故からこれまでの間、週末は何かと用事があってバイクに乗る時間もないから、悔しいけど結局は代車を借りていない。近所のレンタルバイク店にKawasaki W800 のレンタル車両があったのだけど、確認したところ週末に貸出予約が入っていたので、借りたり返したりするのが面倒に感じられてしまったのもある。

いろいろ書いていると、相手方保険会社に腹が立ってきた。

 

怪我の治療について

事故の直後に受診した病院に二度ほど通ったものの、湿布の処方しかしてくれず、2週間経っても腰の痛みがひかなかったので、相手方保険会社に伝えたうえで転院した。

私はデスクワーカーなのだけど、事故以降、座っている時間が長くなると腰に痛みが生じるようになった。激痛ではないが、神経の痛みで集中力を削がれる。特に、朝からの負担が累積するからか、夕方にかけて痛みが出てくる。

転院した先では、理学療法士がマッサージやストレッチ指導をしてくれるので、湿布を貼るだけよりは腰痛の改善に期待できる。

ちなみに、右膝の打撲や左脛の裂傷はほぼ癒えた。腰痛が後を引くことなく、早いうちに完治することを祈るばかりだ。

 

学び

これまでの学び。

相手方保険会社とのやり取りにおいて、「必要な連絡は相手方からしてくるのだろう。」と期待してはダメ。気になることはこちらから遠慮なく問い合わせるべきで、連絡を待っていても相手方にとって必要なタイミングでしか連絡してこない。

レンタルバイクの件は、ここで不満をつぶやくのではなく、相手方保険会社に対して「手配をよろしく。」と率直に言えば良かったのだと思う。修理代の件だって、「修理に必要な金額は払ってもらう。ただし、修理する・しないは所有者である私が決める」と主張すれば良かったのかもしれない。

職場で周りの目を気にしながら、電話で離席をする後ろめたさもあってか、つい相手方保険会社との会話も遠慮がちになってしまう。主張すべきはする姿勢をもって臨まないと、結果的にこうやって後から愚痴っぽくなってしまう。愛車を傷つけられ、自身も怪我をしたことは事実であり、そのために不自由をしていることは明らかなのだから、あくまでも冷静に、こちらの主張を率直にぶつけてみるようにしたい。

 

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