BMW R100RS ギアオイル交換!

BMW R100RS
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前回、フォークオイルを交換してみたら結構汚れていたので、シフトフィールなどに何ら問題はないが、ギアオイルも交換することにした。

BMW R100RS フォークオイル交換!
※この記事は2024年4月に書きかけたまま放置していたもの。2025年3月、仕上げて投稿する。 ------------------------- 大きな試練を乗り越えて、完全復活を果たしたBMW R100RS。 復活を祝って、往復150k...

オイル購入

フォークオイルと同じくMOTOREXのオイルをチョイス。ガスケットは前オーナーから譲り受けたものを使用。

ミッション

ミッションオイルを抜く。廃オイルを見る限りあまり汚れていないので、これは納車時に交換されている可能性が高い。

ギアボックスの垂直面にある注入口からギアオイルを入れる。850ccを入れるのだが、写真↓の方法でやると700cc程度で溢れ始めた。どうやら、ギアオイルは硬く、奥に流れ込む前に手前から溢れるようで、しっかり奥までホースを差し込んで注入する必要があるようだ。別日にオイラーを使って奥の方へオイルを注入してみたところ+150ccが入った時点で溢れ始めた(つまり合計で850ccが入った)。

ドレンボルトは26±1Nm、フィラープラグは31±2Nm、シフトリンクの取付は24±2Nmでトルク管理する。

シャフトオイル&ファイナルドライブオイル

シャフトオイルとファイナルドライブオイルの注入口は下↓の写真のとおり。

シャフトオイルとファイナルオイルの排出口は下↓の写真のとおり。

シャフトオイルは150cc、ファイナルドライブオイルは350ccのオイルを注入する。

シャフトオイルのドレンボルトは14±2Nm、フィラープラグも14±2Nmで、ファイナルドライブオイルのドレンボルトは23±2Nm、フィラープラグは20±2Nmでそれぞれトルク管理する。

まとめ

走行距離が少なく、オイルは汚れていなかったので、当然、交換前後のフィーリングの変化も感じられない。ただ、まぁ「なんとなく安心」といったところ。作業そのものはなんら難しいものではないが、特にミッションオイルは垂直面に注入するため、どうしてもオイルが溢れてしまい、事前に養生をしっかりして作業後にはパーツクリーナーで入り組んだ部分の脱脂をする必要があるなど少々面倒くさい。

なお、当たり前だがガスケットは再利用せず新品を使うこと。

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