キャンプツーリングに出かけてみよう! #3

Triumph Bonneville T100
スポンサーリンク

新年明けましておめでとうございます。本年もご来訪の方々にとって少しでも参考となるような情報発信を細々と続けて参りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

さて、いよいよ昨年末にソロ・キャンプツーリングを決行したのでご報告。寒さの厳しい時期ではあったが、仕事や家族の都合を考えると「今しかない」と思った。

目的地は山口県の秋吉台オートキャンプ場。

目的地を考えるにあたって、自宅から程よい距離であること(走り疲れるでもなく、走り疲れないでもない)と、サイト内にバイクを乗り入れできるという条件で探してみた。

ここは、自宅から一般道を走って160キロ程度の距離。オートバイ専用の区画も準備されており悪くなさそうだ。

いざ、秋吉台へ!

積 載

実は先日、予行演習がてら荷物を積んだ状態で日帰りツーリングに出かけてみた。荷物を積載した状態でも、特にバイクが重くなったような印象はなかったのだが、いざ本番を迎えると、寒くて眠れないんじゃないか、これもあったほうが良いだろうと、荷物が増えるばかりで、タナックスのキャンピングシートバッグ2を拡張せざるを得なくなってしまった。

予行演習の時の状態。積載に余裕がある。

さすがに拡張した状態だと重さもあるし、何より左右の張り出し量が増えて、先日の予行演習と比べると、重量を感じた。また、何となく前後の収まりも悪くなった印象で、背中に荷物を感じながらのライディングになった。パッキングに課題がある。

最大容量に拡張した状態。かなり頭でっかちな感じがする。

主な荷物は以下のとおり。

テント(ポール)、シュラフ、タープ(ポール)、グラウンドシート、テーブル、椅子、スリーピングマット、マット、ダウンジャケット、焚き火台、ランタン、ガスコンロ、メスティン(はんごう)、食料、水(2L)など。あれやこれやと持って行き過ぎた感じはある。今後は、必要最低限の装備で如何に快適に過ごせるかを追求しないといけない。

行 程

交通量の多い2号線は避けて、山間部を主なルートとして選択した。いや、正確にはGoogleマップの案内に従ったのだけど、これが正解。山口県の道路は山奥でも綺麗に整備されていて、それなのに交通量が少なく快適。

ワインディングを前後に車がいない状態で走れるのは、幸せそのもの。スロットルを回せば低音の効いたドロドロ音が心地良い。たまらん。気持ちいい。

途中、軽く雨に降られはしたが、大したことはなく幸い。

そういえば、山間部の登りに差し掛かるところで対向車がパッシングをしてくれた。あまり対向車を意識していなかったので、危うく見落としそうになったのだが、これ幸いにも警戒することができた。案の定、しばらく走るとシルバーの覆面クラウンが物陰に潜んでおり、その先にはパトカーも控えていた。

最近、対向車がパッシングでねずみ取りを教えてくれることが少なくなった気がする。何となく嬉しい気分になった。

到 着

寒さもあって休憩を多めに取りながら走ったせいもあり、4時間ちょっとをかけて到着。タープとテントを張ると申告し、1,000円×2張とゴミの処分費用100円の合計2,100円を支払う。現金のみなので要注意。

案内されたオートバイ専用のサイトは砂利道を走るために注意が必要。先客はおらず、しばらく思案して場所を決定。

夜露を忌避して重ねて設営。2張分の料金がもったいない気が…

設営に1時間以上かけてようやくコーヒータイム。至福のひととき。

尾道市在住の友人が、私よりも長い道のりをわざわざ現地に駆けつけてくれた。彼は湯田温泉に宿を予約しているらしく、束の間のバイク談義は孤独なソロキャンプに花を添えてくれた。

夜の過ごし方

ソロキャンプの夜は長い。自宅でタブレットなんかをつついて過ごすのとは時間の流れが全く違う。

メスティンでご飯を炊き、食後にコーヒーを楽しむ。時々夜空を見上げながら焚き火をする時間は至福といえるひと時だった。

これこれ。サイトにバイクを横付けできるのを望んでいた!

そうは言っても限られた時間を色々なシチュエーションで楽しみたくて、21時にはテント内へ移動。小型のLEDランタンはテントにぶら下げるのにちょうど良いサイズで、テント内は極めて快適な環境だった。

お湯を入れたペットボトルを湯たんぽ代わりに就寝。

寒さ対策

寝入りはポカポカで快適そのものだったのだが、快適温度が6℃(リミット1℃)のシュラフでは夜中ごろから寒さを感じるようになり、何度も目が覚めた(天気予報では1℃〜2℃)。

良かれと思って入れた湯たんぽ代わりのペットボトルは、外気温が下がるにつれ保冷効果を発揮して冷たく感じるようになった。

上半身は着込んでいたので何ともなかったのだが、さすがに足が冷えると眠れない。足元に入れようと思って持ってきたダウンジャケットを枕代わりにしていたため、面倒で使わず終いだったのだが、これを足元に突っ込めばもっと快適に眠れたはず。

今回、冬のキャンプで寒さを警戒していたが、やはり想定どおり就寝時の足元の寒さ対策は必要だと感じた。逆にいえば、それ以外のシチュエーションは現有アイテムで十分に寒さを凌げることが分かった。

帰り支度

起床後、テント内からシュラフやマットを引きずり出し、タープの上で風を通す。キャンプの時はいつも行う儀式のようなものだが、効果があるのかないのか、おかげさまで長いこと使っているが、カビが生えるようなこともなく健全な状態を維持できている。

何だかんだと朝食や片付け、身支度に時間がかかり、気づけば11時近くになっていた。帰りも一般道を予定していたが、急遽予定を変更して高速道路を使うことにした。

高速道路は便利だが、やはり面白味には欠ける。それに風圧が高くて長時間走り続けるのがツライ。そうは言っても最短ルートを走ることができるため、ワープするような感覚であっという間に自宅へ帰ることが出来た。ボニーにはETCが付いていないので、料金所で支払い中に追突されないよう(以前の事故が確実にトラウマになってる)ETCとの兼用レーンを避けたく、最寄りのインターチェンジからひとつ手前(明らかに利用者が少ないので)で降りた。想定どおり、タンクバッグに通行券とクレジットカードを入れておけば、グローブを外してサッと支払いを済ませることが出来た。ETC割引のメリットは享受できないが、利用頻度を考えたら当分は、数万円もかけて取り付けないくても良いかもしれない。

まとめ

今後の学びの多いソロ・キャンプツーリングだった。ひとりで過ごす時間は、多少の不便も楽しむことができる。あれやこれやと万全の装備があっても、使わないことも多く必要最低限の装備を厳選する必要があると感じた。また、冬場のキャンプは寒さ対策を万全にしておかないと熟睡できずに疲れが残る。翌日のライディングにも影響をするので、寒さ対策については多少過剰なくらいに準備をしても良いと感じた。

装備を削るとしたら、炊飯関係か。ご飯が炊けてお湯を沸かせれば満腹になれる。今回は、焚き火台に加えてコンパクトなカマドを持って行ったが、嬉しげに火を起こしたものの炊飯に役立つ訳でもなく、カマドは要らなかったように思う。

また、食事の準備は時間を先読みして手際よく進めなければならない。メスティンでご飯を炊く時、30分程度は水に浸す必要があり、思い立ってすぐに食事にありつけない。今回は「さて、飯でも食うか」と準備を始めてから、何やかんや(浸す、炊飯、蒸らしなど)と1時間20分くらい経ってから食事にありつけた。

ソロ・キャンプツーリングは回数をこなすことで、装備も技術も洗練されていくのだと思う。2020年も家族の許しを得ながら、ツーリングやキャンプツーリングを楽しんでいきたい。

コメント