SR400 気持ちイイ!

YAMAHA SR400
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久しぶりにSR400 に乗った。

ここのところ、寸暇を惜しんでバイクに乗るときはXSR900 ばかりで、SR400 は家内にお任せ状態だった。今回、ふと思い立って夜のご近所ライドに出かけてみた。

久しぶりにまたがる我がSR400 は今日もキック一発始動でご機嫌。やかましいほどにガチャガチャとメカニカルな音を立てるところも、これはこれで頼もしい。低速時にキャプトンマフラーから聞こえる排気音はトコトコと最高に気持ちが良い。4,000回転を超えたあたりで、何かが共鳴するビビリ音はご愛嬌。

日中の暑さは堪らないが、夜は比較的涼しくバイクで走るのには最高だ。普段は必ずプロテクターの入ったメッシュジャケットを着るのだが、今回はご近所ライドだったので半袖Tシャツで出掛けてみた。安全上おススメできる行為ではないが、これはこれで気持ちが良いものだ。

 

SR400 は3,000回転くらいでのんびりと、鼻歌交じりに走行車線を流すのがぴったりのバイク。3,000回転から4,000回転くらいまでがトルク感を得られるスイートスポットだと感じる。振動が増してバイクが「もう無理ぃ〜」と言っているようで、私は高回転まで回す気がしない。

長い直線道路で前後に車両がなく、一定のペースで流していると、メカニカルなエンジン音、乾いた排気音、体に感じる風があまりに心地良く、ヘルメットの中で「気持ちイイッ!!」と叫んでしまうほど。側から見ると、明らかに気持ちの悪いオッサンでしかないのだけど。改めてSR400 を所有していることの幸せを噛み締めた。

こんな時、フワフワした純正サスペンションや分厚いノーマルシートは、安楽な乗り心地の一助となる。私にとっては、SR400 はこのままで良いと感じる。ビシッと締まった足回りや剛性の高い車体でなくて良い。足が屈折してやや窮屈な乗車姿勢ではあるものの、足付きが良くて車体も軽いので、立ちごけとは無縁だと思う。のんびり走る時には、この全体的に優しい感じが心底ありがたいものだ。

これからの時期、日中は暑くてたまらないけど、夜のご近所ライドなら心地良くバイクを楽しめる。そんな時、SR400 は良き相棒になる。

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