YAMAHA XSR900 購入検討

スポンサーリンク

大型免許を取得してからは、いつの間にか「大型バイクを買う気」になっていた。お金の算段もつかないまま、気持ちだけ前のめりになって、色んなバイクを物色していた。

結論から書くと、2018年6月にXSR900を新車で購入した。SR400を購入してから1年も経たないうちにまさか大型バイクを新車で購入するなんて、あの頃の自分は考えるはずもない。今でも「やっちまった」と少しだけ思うことが、ある。

せっかくなので、XSR900を購入する際に、私なりに色々と考えたことを記録しておく。今回は、なぜXSR900を購入したのか、と言うよりも、候補となったバイクに対する考えを中心に書いてみたい。

 

①新車か中古車か?

新車か中古車かは、大いに迷った。既にSR400を持っていたし、そんなに頻繁にはバイクに乗れないのに、新車なんて買っても「宝の持ち腐れ」だと。何よりもあまりに贅沢だと。それなのに、私は新車を買った。

何故か?

まず、当たり前のことだけど、中古のバイクは当たり外れがあるということ。どんなに綺麗な中古車でも、前のオーナーがどんな扱いをしていたかは分からないし、仮に事故車だとしても私には絶対に分からない(自信があった)。あらゆる角度から観察し、またがってみたとしても、私には異変を感じる自信がなかった。

だから、中古車の購入には躊躇した。

そして何よりも、中古車って意外と高いということ。特に高年式の低走行車を探すと、(当たり前だけど)新車価格と中古車価格に大きな差がないことが目についた。「2年落ち、走行5,000km未満」といったような条件だと、新車との差額が10万円〜15万円程度というのがザラ。

そのくらいの差額なら、安心の新車、気持ちの良い新車が良いと思った。

もちろん、低年式の中古車も物色はしたものの、そうなると明らかにヤレた感じの車両が多く、何だか「安物買いの銭失い」に思えた。

と、長々と理屈っぽく書けばそうなんだけど、今思えば、結局は新車に乗りたかったってこと。欲望に素直に従ったってこと。

スポンサーリンク

②Kawasaki Z900RS

正直、お金に余裕があればこいつが欲しかった。

前年に発売されたばかりで、2018年モデルのいわゆる「火の玉カラー」はあっという間に売り切れになり、検討時点でもはや手に入らない存在になっていた。ブラックも在庫僅か。近所のバイクショップで現物を見たが、タンクの幅が分厚く筋肉質な印象を抱いた。

ただ、当然ながら人気車ということもあってどこも値引きは一切なかった。しかも、「在庫は展示車両のみ」というショップばかり。迷っている暇もなく、値引きもなく、何となく候補から落ちていった。

 

③Yamaha TRACER900(MT-09TRACER)

しばらくは第一候補だった。何処へでも行けそうなツーリングタイプのバイクで、スクリーンやナックルガードなどの充実した装備にも魅力を感じた。これならパニアケースを付けて通勤にも使えそうだとか、ロングツーリングが快適そうなどと色々考えた。

ただ、尖ったデザインが求めるものと少し違う気がした。カラーもマットブラックが良かったけど、フロントフォークのゴールドが気に入らなかった。

結局、「そう言えば、ロングツーリングなんて行く余裕ある?」と思うに至り、購入候補から脱落。

 

④Honda CB1100(EX /RS)

クラシックなデザインに魅力を感じた。

CB1100EXのスタイリングも嫌いじゃない、でもCB1100RSのネオ・レトロなスタイリングも悪くない、などとかなり長く、購入候補のトップに居座った。しかし、気になったのは車重。250kgを超える車重はさすがに持て余す気がした。

Honda Dream店でしか購入できず、自宅から少し離れている点も購入を躊躇ったポイント。

そもそも、新車価格には手が出なかった。

 

⑤Triumph STREET TWIN

これも気になったバイクのひとつ。「自分、Triumphに乗ってます。」という想像の世界の自分に憧れた。車重も軽い。YouTubeなどで調べる限り、誰もが絶賛しており、価格もお手頃。

ただ、いまだに不思議で仕方がないのだけど、展示車を見に出かけたトライアンフ○○で「モデルチェンジ間近」「次のモデルは名称も変わる」「購入できるのは展示車両のみ」などと言われたのだが、どんなに調べてもモデルチェンジの情報を得られなかった。それから5ヶ月経った今も、ホームページにはラインナップされ続けている。もしかしてマイナーチェンジでもあったの?分かる方、教えてください。

そんなこんなで、「モデルチェンジ間近」という言葉が引っかかり、タイミングを失ったまま、いつしか見向きもしなくなってしまった。

スポンサーリンク

⑥Yamaha XSR700

こちらも人気のXSR700。レビューによれば、XSR900よりも軽量でサイズ感もよく扱いやすいとのこと。ガソリンもレギュラーで財布に優しく、かなり迷った。

ただ、メーターの液晶カラーが普通な点(XSR900は反転液晶)や大型バイクの割に排気量が小さめなことなどが気になった。(今思えば、XSR700でも扱いきれないほどの動力性だろうけど。)

そして極め付けは、2気筒ならではの少しガサツなサウンド。実物を聞いたわけではなく、YouTubeで調べたものなので「そんなのスピーカー次第じゃん」と突っ込まれそうだが、私には「耕運機」にしか聞こえなかった。

価格も手頃で魅力的だったのだけど、「音」だけがどうしても気に入らなかった。

 

他にもKawasaki ZRX1200やHonda CB1300、Yamaha MT-09などありとあらゆるバイクを調べ、検討した。結果的にXSR900を選んだ理由と購入後のレビューはまた別の機会に。

Yamaha XSR900

コメント