BMW R100RS 納車!

BMW R100RS

待ちに待った愛車が納車された!購入を決めてから3週間。待ち長いにも程がある!(笑)待ち遠しくて、他のユーザーのブログやYouTubeを閲覧しては、購入後はあれして、これして、あそこに行って…と妄想が膨らむばかりの3週間だったが、一方で楽しみが待っている毎日を過ごせることは本当に幸せだと感じる。

次なる愛車は BMW R100RS 。今回はR100RSの紹介やこのバイクを選んだ経緯などを記録しておく。

BMW R100RSとは

「このバイクが欲しいんだ」と家族や友人に紹介しても、誰からも「格好良いね!」「素敵だね!」なんて評価をされたことはなく「ふーん」「古めかしいね」「仮面ライダーみたいだね」とクールな評価ばかり。それなのに、このRS100RSというバイクが、何故だか私は気になって仕方がなかった。

以下、R100RSの歴史や系譜を素晴らしくまとめられている Virgin BMW より引用させていただく。ご存知のかたは読み飛ばしていただきたい。

R100RS(1976~84年) | バージンBMW
R100RSは、往年のBMWレーサーと同じ“RS”(Renne Sport:レン・シュポルト)のネーミングを冠したかつてのフラッグシップだ。

R100RSは、往年のBMWレーサーと同じ“RS”(Renne Sport:レン・シュポルト)のネーミングを冠したかつてのフラッグシップだ。現在見ても異様なほど大きく、独特な形状のフェアリングは量産市販車として初めて装備されたもので、世界のバイクシーンに大きな衝撃を与えた。風洞実験によって細部まで徹底的に煮詰められたその性能は、アウトバーンを200km/hで巡航してもライダーを走行風から守り、優れた高速居住性を生み出すことに成功。この画期的なアイテムは後に世界中のバイクメーカーが模倣し、フルフェアリング装備車輌は一般的なものになっていったが、現在においても、このフェアリングの性能を超えるものは登場していないと言われている。

R100RSには大きく2つのモデルが存在して、ひとつは1976年から1984年までのツインサスのもの。それともうひとつが1986年以降のモノサスのもの。

R100RS モノレバー(1986-) | バージンBMW
歴代BMW Motorradモデルラインナップの中でR100RSは2モデル存在する。1976年、市販車として世界で初めてフルフェアリングを装備し、モーターサイクルの世界にエアロダイナミクスの概念を導入した初代R100RS(ツイン・サスペンション)...

歴代BMW Motorradモデルラインナップの中でR100RSは2モデル存在する。(中略)1986年に登場したR100RS(モノショック・モノレバー・サスペンション) がその後継機として登場する。2代目が登場した背景には、モーターサイクル業界に騒音問題や環境保護と言った、スピードやパワーとは違う性能も要求され、BMWは時代の流れに乗るべく新たな主軸となるKシリーズ・エンジンを開発し、ボクサー・エンジンからの移行を本気で考えていた。しかしボクサー・エンジン信望者の声は無視出来ず、ついにその復活の狼煙を上げたのがR100RSであり、それは世界中の期待に見事に応えるものだった。(中略)初代と比較するとサイドカバーやシート形状、テールまわり、サイレンサーなど、変更点は多く見られるが、何より出力を低速域重視とし、常用域での使用を考慮している点が大きい。世界的にはR100RTが主流のなか、日本ではR100RSの人気が非常に高く、生産台数は他モデルと比較すれば少ないものの、BMWと言えばコレ、と言うくらい代表的な存在となっている。

エンスー的な情報はこのくらいにしておく。

購入に至った経緯

数年前にR100RSの存在を知ってから、「いつかはきっと」と思いながらも古いバイクゆえに購入を躊躇っていたのだが、久しぶりにGooBikeで検索してみると、以前よりも明らかに玉数が減っており、さらには価格も上昇していたのだ。

私は、あのでっかいフェアリングが好きだ。また、「買うならブラック」と思っていた。それらの条件に叶う在庫は本当に少なくて、「いつでも買える」存在ではないことを再認識した。

発売開始からツインサスモデルで46年、モノサスモデルでも38年が経ち、玉数が減っていくのは当然のこと。価格に関しては、タレントによる購入・カスタムなんかも影響しているのか3桁万円が標準になってしまっている。中には200万円に迫るような在庫もあり「こりゃアカン」と気づいたのだ。

ちょうどその頃、CT125・ハンターカブの購入によってBonneville T100に乗る機会が少なくなり、他の大型バイクに乗り続けるかどうかは別として、程度の良いうちに手放そうかと頭の片隅で考え始めた頃だった。

ソコソコの程度のR100RSを現実的な価格で購入できるのは、今が最後のチャンスかもしれないまずは、残念だけどBonneville T100を売却し、それを元手としてR100RSをじっくり探してみよう。

車両えらび

さて、GooBikeを何度見ても古い車両だけに在庫が大幅に入れ替わることもなく、新着情報も限られている。ましてや在庫車両の多くが首都圏や関西圏に集中しており、近隣で複数台の在庫車両を比較して購入するなんてことはまず無理だ。だからと言って、これほど古くて高額な買い物を「ネット通販で(ハート)」なんて選択は私にはできない。

ため息とともに思考が詰みかけたところで、以前 XSR900 を購入したレッドバロンのことを思い出した。レッドバロンは在庫車両を公開しておらず、店舗で検索してもらうシステムだったはず。全国の在庫ならば、もしかすると希望の在庫に巡り会えるかもしれない。

私の希望はズバリ「モノサス、ブラック」。

調べてもらったところR100RSの在庫が3台あり、何とそのうちの1台が希望の条件を満たすものだったのだ!入庫から間もないために、登録されている情報は「1992年式、走行104,000キロ、車検残あり」というくらい。この時点ではほんの2枚の画像を見るだけでも年式・走行なりにヤレている印象はあった。ただ、何より現実的な価格だったことが私にとっては高ポイントだった。

早速、和歌山の店舗から8,800円の輸送料を支払って最寄りの店舗まで運んでもらうことにした。

ご対面

輸送をお願いしてからちょうど1週間が経ったところで「到着」との連絡。

初めて店舗で対面したR100RSは思った以上に綺麗だった。フロントカウルの一部に割れを補修した部分があったり、部分的な錆はあるものの、全体的には30年落ちで走行距離が10万キロを超えているとは思えないほど綺麗な状態を保っていた。以下、個人的にポイントアップとなった細かな要素を紹介。

  1. 無いと思ってたパニアケースが付属していた。
  2. リアサス(WP)、マフラー(STAINTUNE)が交換されていた。
  3. ETC車載器が付いていた。
  4. タイヤは2018年製造のもので溝は8〜9部山残っていた。
  5. 左右パニアケースいっぱいにメンテナンス部品が詰め込まれていた。
  6. シート下・後部スペースには工具やパンク修理キットが入ったままだった。

1〜3については、購入後の追加出費が抑えられてありがたい。パニアケースはヤフオクで数万円するし、リアサスだって10万キロも走っていてノーマルだったら交換確実だ。ETC車載器は、XSR900で装着したまま売却してしまい後悔していたので、おまけとしてはとても嬉しい。

そして4〜6は、私にとって購入を決定付ける超重要ポイントだった。車検が1年以上残っていて、タイヤの山も残っているあたりから、つい最近までしっかり乗られていたことが分かる。走行距離が10万キロを超えても健在なのは、これまできちんとメンテナンスをされてきたおかげだろうし、きっと消耗部品はひと通り交換されているに違いない。そして5と6で前オーナーが難易度の高いセルフメンテナンスをしていたこと、色々なところを走り回っていたことが手にとるように分かり、前オーナーの深い愛情を感じることができた。

これはきっと良き縁に違いないと思った。

樹脂製のパニアケースは、流石に経年劣化で白化しているが、これもコーティングで綺麗になるだろう。何より、少しずつ手を入れる楽しさにあふれている。適度なヤレ具合をむしろ魅力にすら感じる。

購入・納車

レッドバロンでは専用のロックの購入とセットで盗難保険に加入できるが、XSR900の時と同じくもちろん選択しなかった。本音を言うとオイルリザーブも不要だと思ったのだが、オイル交換だけなら数百円で済むし、営業マンのおすすめもあったので選択した。

支払い総額はボンネビル・T100の売却額にほんの少しの追い金で済んだので、今回の買い替えではほとんど懐を痛めなかった。これから確実にメンテナンスにお金がかかるだろうけど(笑)

ところで先ほど、パニアケースにたくさんのメンテナンス部品が詰め込まれていたと書いたが、未だに何の部品なのか分からないものがいくつかあるが、OHVオーナー御用達の英国 moto-bins で調べてみたところ、日本への送料込みで総額10万円分にもなった。全てを消費できる自信はないが、前オーナーのR100RSへの深い愛情を受け継ぎ、きちんとメンテナンスをしていきたい。ありがたく活用させていただく。

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