車体が小さいバイクはもらい事故やあおり運転の被害者になりがち。距離感が掴みづらくいわゆる右直事故の被害に遭うことだってあるし、ハイペースな車に煽られることもある。車よりもリスクが高い乗り物なのは間違いなく、今回、ドライブレコーダーを装着してみた。
購入したのはこちら。
国産メーカーのドライブレコーダーなどもあるし、液晶画面が付属したものや本体が防水のものなど、選択肢は無数にあったが、そもそもドライブレコーダーは事故を未然に防ぐためのものではないと考えているし、”万が一の際のお守り”のつもりだったので、まずは「液晶付属なし・本体防水なし」のお手頃なものを選択してみた。
内容物の確認
①と②が前後カメラ、③がUSB電源用コード、④がスイッチ、⑤がバッテリー接続ケーブル、⑥が本体。
電源が③でUSBからの給電、⑤でバッテリーからの給電が可能。また、タイラップや取付ステー、両面テープなども同梱されており、内容物だけで取り付けできる。ただし、バッテリーから給電する場合は、ヒューズ電源などを追加購入する必要がある。↓こんなやつ。
しっかりとした箱にきちんと梱包されていて好印象。
取付作業
ものすごくシンプルに言えば、①フロントカメラからケーブルをシート下まで配線②リアカメラからケーブルをシート下まで配線③シート下で本体に電源を確保し①と②のケーブルを本体に接続する という作業。
外観を損なわないよう配線処理をするのに苦心した。フロントはガソリンタンクを浮かし、他のケーブル・ホース類とタイラップで束ねて処理。リアはテールランプ裏を這わせてケーブルが見えないように処理。ケーブルが長く、シート下がわちゃわちゃしてしまっており、なんとか改善を図れないものかと思案している。
電源は、バッテリー給電を試みたのだが、何度作業をしてもACCオンで起動することができず、いわゆるバッ直状態になってしまうため、とりあえずUSB給電とした。ボンネビルT100にはシート下に純正でUSB電源があるため助かった。しかし、いつもはiPhone用の充電ケーブルで利用していたため、電源の処理については改めたい。
なお、本体に防水機能がないため、仕上げ段階で念のため本体をビニール袋に納めることで簡易防水とした。
フロントカメラはレギュレータ・レクチファイアに両面テープで固定。純正のステーは直角で、そのままだとかなり上向きについてしまうため、ステーをグイッと広げ、適正な画角になるよう調整。
リアカメラはナンバープレート下に固定。これもあまり主張せずに取り付けられたため満足。ただし、アクティブセーフティの観点からは、もう少し主張しても良いのかもしれない。センスの良いステッカーがあれば「Now on REC」を主張しても良いのかも。
動画・画質
百聞は一見に如かず。短い動画に編集してみた。投稿用に少し画質を落としているが、GoProやアクションカムなどと比較すると、それほど綺麗な映像ではないというのが率直な印象。
ただし、冒頭では後続車両がかなり接近している様子が確認できるし、念のためボカシを入れたが、オリジナルの映像ではナンバープレートがはっきりと識別できることから、トラブル発生時には十分に役立つクオリティだと思う。
スマホとWi-Fi接続が可能で動画ファイルのダウンロードやカメラビューが可能(要らんけど)。お守り代わりに取り付けるには十分な機能・クオリティで大満足の結果。
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