CT125・ハンターカブ JMSボックス装着!

HONDA CT125・ハンターカブ

その主たる役割が「通勤快速」であるハンターカブ。以下の記事でも書いているとおり、購入前からラゲッジスペースは課題だと認識していた。

CT125・ハンターカブが欲しい!
相変わらず、煩悩のかたまりな私。世界の片隅で、誰の為にもならない独り言をつぶやいてみる。 別の記事で何度も触れているけれど、PCX125(JF28)は何だかんだ言っても快適・便利で、不具合もない通勤専用マシン。2013年5月の購入から...

リアボックスの装着は必須という考えのもと、「どのボックスにするか」「どうやって装着するか」の2点に頭を悩ませた。

どのボックスにするか

PCX125でGIVIのボックスを愛用していた私にとって、真っ先に思いついたのは「GIVI TREKKER OUTBACK」というアルミ製のボックス。角ばっていて無骨でとにかくカッコいい。ハンターカブのオフ車テイストとマッチする。ただ、果てしなく高価。これまでの経験でGIVIのボックスが耐久性に優れ、アフターパーツも豊富で長く使えることは分かっているものの、流石においそれと手を出しにくい。

GIVI B47 修理!
2013年にPCX125の購入と同時に使用を開始したGIVIボックス。大容量で通勤に活躍中。樹脂製ゆえに、色あせが発生しており全体的にくたびれてはいるものの、7年経っても使用に何の問題もない。 と思っていた矢先に、トラブル発生! ト...

紆余曲折しながら色々と調べていると「カブヌシ」の世界では「JMS」という国内メーカーのボックスが人気のようだ。様々なサイズ・仕様がある中で、私が選んだのは↓の「ラゲージBOX L(B-6)」というモデル。新しいモデルはインナーヒンジだったり鍵がアップグレードしていたりと改良されているのだが、私は開口部がスクエアな旧型のほうが無骨なハンターカブに似合うと思った。業務用っぽくてダサかっこいい。

サイズはM(B-7)とL(B-6)で迷ったが、Mは容量39Lなのに対しLは容量56Lと実に17Lも大きい。以前使っていたGIVIボックスは容量47Lで更にPCX125にはシート下のスペースがあったことを考えると、56Lと言えども十分ではない可能性もある。そうなると迷う余地なくL(B-6)を選ぶしかない。

それにしてもこの商品は人気が高いようで、ネット上では入荷待ちがほとんどだ。私が購入を検討していたタイミングでAmazonには黒の在庫が5個あったのだが、あっという間に売り切れたようで、今では7月20日のお届け(今から1ヵ月以上先!)になっている。ヤフーショッピングで某店舗に問い合わせたところ「受注後2ヵ月」と回答があったことからも、人気の高さがうかがえる。

何にしても、私はラッキーなことに早々に入手することができた。届いたボックスの印象は「デカイ!」の一言に尽きる。漆黒のボックスはステッカーチューンを楽しめそうだ。

質感については、正直なところ光の具合で歪みがあったり、塗装ムラがあったりする。極め付けは、取り付け作業の際に裏返してみると無数の「しるし」のような丸や三角の傷(模様とも言える)があったこと。ただ、底面のことなので一度取り付けてしまえば二度と目に触れることは無いし、塗装ムラに関しても、おかげでラフに使えるという面もある。経験上、細かな傷などが気になるのは購入後しばらくの間だけで、あとはほとんど気にならなくなるから無問題だ。

何より、GIVIボックスのように専用の台座などがあるわけではなく、使用者が工夫しながらそれぞれのバイクに合わせて取り付けるという点が魅力だ。如何に格好良く、便利に、そして快適に装着できるか知恵の出しどころだ。

どうやって装着するか

どうやって装着するか、悩みに悩んだ。一番シンプルなのがハンターカブ自慢の大きなリアキャリアにドスンと載せる方法。ビジュアル的にも、取り回しや耐荷重のことを考えても最適解と言える。

仮フィッティングの図

後方への突き出し幅とタンデムスペースを考えながら、あーでもないこーでもないと考え抜いた。せっかく大きなキャリアがあるのにボックス専用としてしまうのはあまりにもったいない。理想はタンデム+ボックス。タンデムのスペースを確保すればキャンツーの際にはキャンピングシートバッグ2も積載することができ、抜群の積載力を発揮できる。

タンデムを想定すると、前後幅30cmほどのスペースが要る。ハンターカブのキャリアは前後方向に約48cmあるのだが、30cmのスペースを確保すると残り18cmほどのスペースに前後幅39cmのボックスが載ることになり、つまりボックスが21cmも後ろに飛び出してしまうことになる。耐荷重・強度を考えるとボックスの奥行きの半分以上が支えもなくキャリアから突き出ることは明らかに望ましくない。

よってリアキャリアの延長が必要となる。

調べてみると、色々な商品があり訳が分からなくなる。見栄えや操作性を考えるとリアキャリアをツライチで延長するのがベスト。だが、ツライチで延長できるステーはどれも高価。そこで見つけたのが、↓の商品。

ボックスをリアキャリアから一段高い位置に装着することになってしまうため、見栄えと操作性という点ではマイナスだが、タンデムのスペースを十分に確保しつつ、ボックスを支える前後の奥行きが30cmある点は魅力だ。結果的に、ボックスが一段高い位置にあることでテールランプの視認性が確保されるという点でツライチの延長よりも安全性は高い。

なお、道路交通法での許容幅は左右それぞれ積載装着(荷台)+15cmずつ、許容長は積載装置(荷台)の幅(前後幅)+30cmとされており、違反した場合、違反点数1と反則金6,000円が課されるらしい。ただ、さらに言えばトップケースは「積載物」ではなく「積載装置」として扱われるらしく、上記の許容幅・許容長を超えても道路交通法違反にはならないらしい。(注:ご自身で確認のうえ装着するようお願いします)

早速購入。似たような商品がいくつかあったが、キャリアへの取り付けが3点支持になっていて、センター後方の支持点が荷台の荷重でキャリア側に押し付けられる作りになっている点が気に入った。

ボルトとナットでグイグイ締め込んで装着。しっかりと固定できた。

前後するが、キャリアを車両に取り付ける前に、仮フィッティングを行いボックスの装着位置(前後・左右)を決める。この点、先ほど述べたとおりGIVIボックスと違って任意の位置に固定できるため、面白くもありドキドキ感もある。

取り付けステーの位置を決め、ボックスにドリルで穴空け。上からボックス、下からステーで延長キャリアを挟むようにしてボルト・ナットで締め付ける。

完成の図。

後ろへの突き出しが大きくやや不安定なイメージはあるが、何よりタンデムに十分なスペースを確保できて大満足。

試走してみると、少しの段差でガタゴトとやかましかったため、すぐに改良。不覚にも作業に集中し過ぎたため、写真を撮り忘れてしまったのだが、我ながらとても良い仕事をした。ホームセンターで購入したネオプレーン素材の衝撃吸収シート(10cm四方)を幅1cmの短尺状にカットし、延長キャリアのパイプに貼り付けた。その上で、再びボックスを装着し試走してみたところ、ガタゴト音が消えた。大満足。↓こんなやつ。

レビュー!

タンデムスペースを確保するために、思い切ってボックスの装着位置を後方にスライドしてみたため、見た目はあまりスマートでは無いけど、タンデムも余裕でできるし、少なくとも通勤時の荷物くらいではハンドリングに影響を感じない。早く、抜群の積載力を発揮してキャンプに行きたい。

JMSのボックスはGIVIと違って施錠しなくても開閉ができるため、通勤時のアクションが減って嬉しい。そもそもボックスに貴重品を入れっぱなしにすることは無いから、鍵を使うことはほとんどなさそうだ。

多少のガタゴト音は覚悟していたが、上記の対策によってほとんど無音の状態になり想定以上に快適に使用できている。

会社では、ヘルメット・グローブ・春用ジャケットを収納でき、今のところ収納不足を感じることはない。タンデムのスペースがあるので、雨具や革靴、長靴などをネットで固定すればプラスアルファの積載をすることも可能だ。

我流で装着しているので、定期的にボルトの締め付け確認を行い安全第一で使用したい。

追加レビュー!(2021.8.25

取り付けから3ヵ月が経過した。まず、ボックスの収納力には本当に満足している。通勤時にはTUMIのトートバッグ、雨ガッパ、長靴が入る。会社での駐輪中はフルフェイス、ジャケット、グローブが収まる。週末に妻と買い物に行っても積載に全く不安がない。

そしてキャリア。これも大きなボックスをしっかりと支えてくれている。キャリアから一段高くなってしまうことは、見た目の安定感という点でやや残念だが、灯火類の視認性、タンデム時の安心感には寄与していると評価。何より、育ち盛りの長男とも余裕でタンデムできるため、部活の荷物を積んでの送迎なんかでも大活躍だ。

おまけ

ブラック一色で夜間の後方からの視認性が気になるため、反射テープを貼ってみた。ただ、黄色とか白とかの露骨な反射テープは”まだ”抵抗があるお年頃なので、ブラックの反射テープを試してみた。

昼間はほとんど目立つことなく、ライトが当たるとしっかり反射する。安全性は少し高まったのではないかと思う。これ、オススメです!

 

汎用品を如何に専用品の如く装着するか、工夫を凝らすことが楽しみの一つだと感じる。いや〜、充実感!

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