大型二輪免許の取得

スポンサーリンク

私が普通二輪免許を取得したことについてはこちらに記載したとおり。

2003年のことだったと思う。

昨年、YAMAHA SR400を購入した。私は普通二輪免許を取得してから実に14年が経って、生まれて初めて公道でクラッチの付いたバイクデビューを果たしたわけである。バイクショップからの帰路、どれほど緊張したことか。納車までの入念なシミュレーションのおかげもあって、エンストすることなく、多少ガクガクしながらも無事に帰宅できたのは忘れられない思い出。

余談はさて置く。

SR400を購入するまで、私はスクーターしか乗ったことがなかった。思えば大学生の頃にもポンコツのディオに乗っていたから、とにかくスクーターしか知らない(ディオ→Majesty→PCX)と言うわけだ。そんな私にとって、生まれて初めて所有したSR400はとんでもなくキビキビした乗り物に思えた。運転することそのものが楽しく、自分で操作している感覚はスクーターでは絶対に味わえないものだった。

しかし、人間の「慣れ」とは恐ろしいもので、数ヶ月も経つと購入当初の新鮮な感覚を忘れてしまう。

それに、バイクの楽しさを知り、周囲に「自分、バイクに乗ってます。」と話す機会が増えるほどに、果たして普通二輪免許(いや、ここでは敢えて「中免」と言ったほうが感覚的に近いか)で満足して良いのか、大型二輪免許を取得するべきではないかという考えが、頭をもたげてきた。

そう考え始めると、寝ても覚めてもそのことばかりを考えてしまう。

バイクの購入は先で良い。だけど、体力のある今のうちに免許を取得してしまうべきではないか。いやいや、どうせ自分のことだから、免許を取得したら大型バイクが欲しくなるに決まっている。そうだな、免許取得にお金をかけるくらいなら、SR400のカスタムに投じたほうが現実的だよな、といった具合に。

思案に思案を重ねた結果、免許取得に向けて行動に出た。

若い頃、大親友を事故で亡くしたことがある。その頃から、私のモットーは「やりたいことは全部やる」と決めている。免許取得をどうするか、というテーマにしては少々大げさだが、限りある人生を楽しく過ごすために「やりたい」と思ったことは、人に迷惑をかけないことであれば片っ端からチャレンジしたい。今回も我がモットーに素直になることにした。

早速、自動車学校へ入校手続きに向かった。

2018年3月30日、会社帰りに自動車学校に立ち寄り、手続きを無事に終えた。

翌31日に入校。大型二輪免許は普通二輪免許を所持している場合、技能教習を12時限受けるのみ。第1段階が5時限、第2段階が7時限となっている。

教習車はHONDA NC750Lというバイク。スペック上は大したことのないバイクだが、どっこい普段から非力なSR400に乗っている身からすると、「これが大型バイクというやつか!」と感じるほど力強く乗りやすいバイクだった。

普段、SR400に乗っていることもあって教習は極めて順調に進んだ。4月5日には第1段階の見きわめを終えて第2段階へ。雨の影響などもあって進捗を調整したものの、4月14日には卒業検定の日を迎えることができた。

迎えた4月14日、雨。雨の日の検定は避けたかったが、考え方によっては急制動の距離が伸び、ある意味で楽になるのではないかと。この土日は両日ともに雨予報だったこともあり、次週に持ち越したくなかったというのも本音のところ。

これまでの教習で、一本橋、スラローム、クランク、波状路、S字、坂道発進、急制動のいずれの課題も大きな弱点はなく、法規走行に至っては「ここまでできるとは思っていなかった。上出来。」とのお褒めの言葉をもらうほど順調だった。

そうは言っても、検定は緊張するもの。

結果的に、一本橋では脱輪による検定中止を恐れて少し早めに進んだため10秒に満たず減点されはしたものの、その他は大きなミスもなく検定を終えることができた。

合格。

39歳にして念願の大型二輪免許を取得することができた。

世の中には「大型は一発受験で取らなきゃ」という声もある。確かに、自動車学校の教習は有難いほどに親切・丁寧で、誤解を恐れずに言えば「免許をお金で買う」という感覚がないわけではない。ただ、こちらも自由な時間の限られた子持ちサラリーマンなわけで、そう思えば「免許」ではなく「時間」を買うと言ったほうが正しいかもしれない。

何はともあれ、限られた小遣いをやりくりして免許を取得した立場からすれば、追加費用なく検定に合格できた意義は大きい。

免許取得の際のスマホメモを見ると、最後に「さて、何を買おう?」と書いている。「バイクの購入は先」だなんて考えていたくせに、免許取得と同時にバイクの物色を始めているあたり、いかにもである。

コメント

タイトルとURLをコピーしました