YAMAHA XSR900 レビュー(良いところ編)

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今週末は連休だったこともあり、家族の用事を済ませては小刻みにバイクに乗る時間を確保できた。

広島市南区の黄金山や安佐北区高陽界隈まで2日間に亘って足を伸ばした。

トータル60km程度の走行だったけど、いくつか学び(気づき)があった。これを機に、先延ばしになっていたレビュー(良いところ編)を書いてみたい。

なお、レビュー(残念なところ編)はこちら

 

①相変わらずステキな加速。

 

現在、慣らし運転中。帰宅後の走行距離は694km。慣らし運転が必要かどうかという議論はさて置き、新車を購入した儀式のひとつだと思い、走行距離1,000kmまでは4,000回転を目安に制限している。(瞬間的に5,000回転くらい回すことはあるものの…)

一般道を走る限り、4,000回転までの制限を設けていても十分に流れをリードできるため、慣らしを終えて6,000〜7,000回転(もっと上も?)を使うようになれば、一体どんな加速をするんだろう?と楽しみになる。

基本的に、そんなに飛ばすタイプではないが、それでもXSR900の「俊敏性」は「走る歓び」をもたらし、且つ「安全性」と同義だと感じた。

アクセルを一捻りするだけで、思いどおりに車群を引き離し自分の安全なポジションを確立できる安心感は、何物にも代え難い。

 

②低速時の安定感はバツグン。

 

本日は、車の多い幹線道を多く走ったので、信号待ちが多く停車時・発進時などは車のノロノロ運転に従うことも多かった。基本、私はすり抜けをしない。

もともと低速走行が得意な訳でも、特別にバランス感覚に優れている訳でもない私が、低速時にフラつくことなく安定して走ることができるのは、バイクの特性として「安定感が高い」と言えるからなのだろう。

ニーグリップをしっかりして、リアブレーキを軽く効かせながら半クラで推進力を与えてやると、驚くほど安定する。「残念なところ編」で足つき性の悪さを指摘したが、反面、安定性の良さで足つき性の悪さをカバーできるようだ。

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③サウンドに痺れる。

 

単気筒のSR400を保有する私は、そのトットットットットというかパッパッパッパッパというか、単気筒特有の歯切れの良いサウンドが好きだ。

一方、無い物ねだりというのか、例えばCB1300のようなモーターを思わせるサウンドも、機械として精度の高さを感じられ魅力を感じる。

このXSR900のサウンドは、まさに両者の良いとこ取りな印象。4気筒ほど軽やかなサウンドではないものの十分スムーズでありながら、単気筒や2気筒にある野性味というか、良い意味でのガサツさが感じられ、その両面を併せ持つXSR900のサウンドが大好きだ。

 

④多機能メーターに助けられる。

 

恥ずかしながらSR400で5速に入っているのに、間違えてシフトアップしようとすることが頻繁にあった。速度感覚、音・振動からエンジンの回転数を感じ取れれば、そのようなミスも無くなるのだろうけど、つい先日、久しぶりにSR400に乗った時もやっちまった(汗)

そんな私にとって、XSR900のメーターにシフトポジションが表示される機能はとてもありがたい。いや、素人むき出しですみません。

メーターには、他にも様々な機能がある。瞬間燃費表示、平均燃費表示、水温表示、吸気温度表示など、走りながら見ることはできないほど、様々な数値を確認することができる。

 

⑤アシスト&スリッパークラッチが秀逸。

 

SR400で勢い良くシフトダウンした時、リアタイヤが急激なエンジンブレーキでホイールロックして滑ったしたことはこちらに記載したとおり。

XSR900には、アシスト&スリッパークラッチが装備されており、どんなに勢い良くシフトダウンしても、勝手に上手く繋いでくれる。ある意味では、ライダーのスキルを向上させることなく、未熟なままでいることを助長する罪な機能ではあるものの、おかげで気持ち良く、そして安全に週末の束の間ライドを楽しむことができる。

アシスト&スリッパークラッチを装備しているXSR900だと、交差点の右左折時も、コンコンコンッと迷うことなくシフトダウンして十分に減速してからコーナーをクリアできるため、メリハリの効いた運転ができる。

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以上が購入後3ヶ月(走行700kmほど)時点でのレビュー(良いところ編)である。今後、心境の変化などがあれば追記していきたい。

(2019.1.15追記)

購入から半年が経過したので再レビューしてみました!こちらから!

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